X(旧Twitter)とは、マイクロブログ型ソーシャルメディアである。
ユーザー名とユーザーID
ユーザー名(ハンドル)は@で始まり、プロフィールページやツイートのURLに表示される。ユーザーID(Snowflake ID)は整数で、内部的にアカウントを一意に識別するもので変更はできない。ユーザー名は変更可能であるため追跡可能なユーザーIDを取得しておくことが重要である。ヘッダー画像のURLにも含まれている。外部ツールを利用するのも有効である。
develop.tools/x-idcheck/
パスワードリセットページ
パスワードリセットページ(x.com/account/begin_password_reset)でユーザー名を入力することでそのアカウントのメールアドレスや電話番号の一部を確認できる場合がある。これによって同一人物が複数アカウントを持っていることの推測や、ユーザー名がローカルパートと同一だったときのように安直な文字列だった場合メールアドレスを特定することも容易なことがある。
前のユーザー名の特定
あるアカウントへのリプライは、HTMLの<title>タグにリプライされた当時のユーザー名が含まれていることもあるため昔のポスト(ツイート)の返信欄を遡ることで前のユーザー名がわかる場合がある。
Wayback Machine
Wayback Machine は定期的に twitter.com/example/status/*形式のURLをクロールし、ツイートのスナップショットを保存している。これを確認することで削除されたツイートや削除・凍結済みアカウントのポストや過去のbioを復元できることもある。保存の形式は主にtext/htmlとapplication/jsonの2種類がある。現在ではtext/htmlで保存されることはほとんどない。
text/htmlの場合、https://web.archive.org/cdx/search/cdx?url=twitter.com/example/status/*&output=json&filter=statuscode:200&filter=mimetype:text/html
という形にするとリツイートを除いたURL一覧を取得することができる。application/jsonの場合はRTは除外されていないがhttps://web.archive.org/cdx/search/cdx?url=twitter.com/example/status/*&output=json&filter=mimetype:application/json
である。
Nitter
サーバー側でポストを取得し、シンプルなHTMLやCSSで表示されるためJavaScriptが不要な構造となっている。オープンソースであり、いくつかのインスタンスが存在する。インスタンスによってTorのIPがブロックされていたりTor Hidden Serviceが用意されていたり、CAPTCHAが設置されているものがあるため様々なインスタンスを使い自分にあったものを選ぶとよい。センシティブなポストは再読み込みを繰り返さないと表示されないこともあるため閲覧するアカウントによっては別のサイトを使うと良い。また、設定でポスト内のYoutubeやRedditのURLをInvidiousやTedditのものに変換することもできる(インスタンスによってデフォルトは違う)
インスタンス一覧
その他
- ポストやプロフィールについているt=やs=などURLのクエリパラメータを削除する(?以降の文字列を除去する)と穢ないURLではなくなる。
xcancelとかNitter結構お世話になってるゾ~